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  • 編集元:一人暮らし板より「半年前に母親が亡くなりました。

    1 774号室の住人さん :2007/10/03(水) 21:49:29 ID:DBFmxdQH
    板違いかもしれないけど
    ちょっと人に話して気持ちに整理つけたいんだ
    まとめてないからgdgdだけどごめん

    2 774号室の住人さん :2007/10/03(水) 21:51:12 ID:DBFmxdQH
    俺は今23歳。九州の田舎に住んでる。
    生まれたのは隣の県で実家もそこにある。
    今からする話は今から12年位前のことになります。

    3 774号室の住人さん :2007/10/03(水) 21:53:40 ID:DBFmxdQH
    俺は小さいとき母さんっ子で、今思うとかなりのマザコンだった。
    さすがにちゃん付けで呼ばれてたり一緒に寝てたりはしなかったけど。

    父親もとても優しかった。でも残業の多い中小企業の平だったから、いつも俺が寝るころに帰ってきてたんだ。

  • 4 774号室の住人さん :2007/10/03(水) 21:56:04 ID:V452TcSV
    >>1
    お前、大坊か?とりあえずしゃぶれよ。

    7 774号室の住人さん :2007/10/03(水) 22:04:25 ID:DBFmxdQH
    >>4 一応社会人だよ 印刷会社で営業やってる

    ある日父さんが疲れきった顔して帰ってきた。
    話をまとめると、会社内で大きなトラブルがあったらしく、
    父さんはその責任を被ったという。
    新人のミスだったが、その新人は当日で会社を辞めて実質責任逃れしたらしい。

    5 774号室の住人さん :2007/10/03(水) 21:57:21 ID:DBFmxdQH
    生活は中流の下くらいで、子供心に不満を感じるようなことはなかった。

    母さんはコーヒーが大好きで、一日に軽くマグカップ10杯は飲んでいた。
    台所にはいつでも使えるようにドリップのペーパーと挽いたコーヒー豆の缶がおいてあって、家に居るときは必ずコーヒーの香りがしてた。

    6 774号室の住人さん :2007/10/03(水) 22:00:57 ID:DBFmxdQH
    俺が家に居るときは、いつもコーヒーを入れてあげていた。
    特に意味もないけど、コーヒー豆はお湯で1分きっかり蒸らして、砂糖は角砂糖2個にミルクはスプーン二杯。
    何処で覚えたのか、俺は自分でそれをオリジナルスペシャルブレンドって呼んでた。
    何処がブレンドなのか知らないけど、俺がいつも入れるそれを母さんはいつもおいしいといって飲んでいた。
    空のマグカップを見るのが何より嬉しかった。

    8 774号室の住人さん :2007/10/03(水) 22:08:08 ID:DBFmxdQH
    それで会社から出た辞令が出張。
    人手不足の営業所に2年間。
    母さんと俺は付いていく覚悟をしたが、父さんは自分ひとりで言ってくると言い張って、翌々週に遠くへ単身赴任した。

    元々高くなかった給料をさらに下げるのを防ぐための出張だったらしい。
    生活は少し苦しくなった。母さんはスーパーでパートを始めた。

    9 774号室の住人さん :2007/10/03(水) 22:11:25 ID:DBFmxdQH
    母さんがパートを始めてから、俺は家で一人で居ることが多くなった。
    夜7時には帰ってくるものの、小学校から帰ってきたときは部屋ががらんとしてて寂しかった。

    でも、帰ってきたら俺のオリジナルスペシャルブレンドで必ず出迎えた。
    砂糖とミルクは変わらなかったけど、コーヒー豆は前より安いものになった。

    10 774号室の住人さん :2007/10/03(水) 22:16:47 ID:DBFmxdQH
    日曜日に、俺は母さんと出かけた。
    行き先は母さんが勤めてるスーパー。
    俺はその日に始めて店の場所を知った。ちょうど通学路に有って、今まで学校帰りに寄った事もある。

    中に入ると、母さんと同じくパートであろうおばちゃんと母さんが挨拶してた。
    大きなお子さんね、といわれた。この時11だったから、母親に引っ付いてる小学校高学年なんて珍しかったのかもしれない。

    13 774号室の住人さん :2007/10/03(水) 22:24:21 ID:DBFmxdQH
    結局晩御飯の分だけ最低限の買い物をしてその日は帰った。そして、今日も安いコーヒーを入れてあげる。
    母さんはいつもどおりおいしいと言っているけれど、なぜかその日は満足そうには見えなかった。

    12 774号室の住人さん :2007/10/03(水) 22:21:25 ID:DBFmxdQH
    買い物をしてると、母さんがある棚の前で立ち止まった。
    そこにはコーヒー豆の缶が並べられていた。

    母さんがいつも飲んでるのは、この中でも一番安い奴。
    俺は母さんが高いコーヒーを眺めてため息をついているのを見た。

    「いつものやつおいしくないの?」と聞いたら、「ううん、ただちょっと高いコーヒーも飲んでみたいなって」
    母さんは名残惜しげに売り場を立ち去った。
    俺もすぐに母さんのあとを追ったけど、ずっと頭には始めてみる母さんのため息が引っかかっていた。

    14 774号室の住人さん :2007/10/03(水) 22:28:55 ID:DBFmxdQH
    いつしか俺はどうしたら母さんにあのコーヒーを飲ませてやれるかを考えていた。
    お小遣いもないし、親戚も少ないからお年玉だって残ってない俺にとって、1500円ほどのそれはとても手が届かない代物だった。
    おれはない頭で考えた結果、万引きをしてしまった。しかも母さんの働くそのスーパーで。

    店員が居ないところを歩いて、コーヒーを抱えながら店を出ようとした俺は、店を出る直前に前挨拶をしたおばちゃんに捕まった。

    17 774号室の住人さん :2007/10/03(水) 22:34:23 ID:DBFmxdQH
    スーパーの事務所みたいなところでさ、おばちゃんと店長さんらしきおじさんに囲まれてたら、勢い良く誰かが事務所に飛び込んできた。
    母さんだった。

    入ってくるなり俺の頭を思いっきり引っぱたいた。
    「何でこんなことしたの!!こんなことしていいと思ったの!!?」
    俺は何も言わないでただ泣きそうになるだけ。
    「答えなさい!!あんたは犯罪者なんだよ!!人のものとって良いなんて教えた覚えはない!!」

    俺はこの時初めて母さんに叩かれた。今までに見たことないほど母さんは怒っていた。
    そんなときでも俺は、ブツブツと母さんのためなのに…とかほざいていた。
    呆れるほど反省のない奴だった。

    18 774号室の住人さん :2007/10/03(水) 22:38:40 ID:DBFmxdQH
    母さんはパートをやめた。俺のせいで止めざるを得なくなったから。
    結局俺が盗ったコーヒー豆は、母さんが電気代を延滞して買い取った。

    初めて体罰というものを受けふてくされている俺。この日はまだオリジナルスペシャルブレンドを作ってなかったけど、そんな気分じゃなかった。
    俺が居間の隅で不貞寝してると、母さんが俺の名前を呼んだ。

    「○○、こっち来なさい」
    振り向く気になれなかったけど、しょうがなく立ち上がってダイニングに向かった。

    20 774号室の住人さん :2007/10/03(水) 22:44:17 ID:DBFmxdQH
    「これ飲みなさい」
    母さんは、コーヒーがなみなみと入ったマグカップを俺に差し出した。
    台所を見ると、俺が万引きしたあのコーヒーの封が切られていた。

    「これ…」
    「良いから飲みなさい」
    母さんの語気に気おされて、俺はコーヒーに口をつけた。
    ブラックコーヒーだった。小学生の俺には飲めたものではなかった。

    「苦いでしょ、でもね、あんたがこれを人から取ろうとしたんだよ。今はうちのものだけどね、責任を取りなさい」
    母さんの顔がいつもの優しい顔からはかけ離れた怖い顔をしていた。
    俺はえづきながらブラックコーヒーを少しずつ飲んだ。

    22 774号室の住人さん :2007/10/03(水) 22:49:50 ID:DBFmxdQH
    俺がコーヒーをやっとの思いで飲み干すと、母さんが涙を流し始めた。
    俺は混乱した。何故母さんが泣いているのか分からなかった。

    「…ありがとうね…ごめんね」
    母さんが目を赤くしているのを見て、俺はその時思い知ったんだ。母さんはただ怒ってるんじゃない。ちゃんと俺の考えを分かってたんだ。
    俺は何をしていいか分からず、空になったマグカップを握ったまま固まっていた。

    「とっても嬉しかった。うん。でもやっぱり人のものを取ったらだめなのよ。それは分かるでしょ?」
    母さんの顔が少し柔らかくなった。俺は自分が恥ずかしくて下を向いていた。

    23 774号室の住人さん :2007/10/03(水) 22:58:23 ID:DBFmxdQH
    「○○が優しい子ってのはお母さんが一番よく知ってる。だから、絶対に優しさの表現を間違えちゃダメ。誰かを傷つけてまで、お母さんは優しくして欲しくないな」
    いつの間にか俺はまた泣き出していた。
    ごめんなさい、ごめんなさい、とずっと繰り返していることしか出来なかった。

    「お父さんには内緒にしといてあげる。次はないよ?」
    母さんが俺の頭を撫でた。自分のやったことへの後悔と、母さんの優しさで俺は号泣した。
    「ほら、もう5年生なんだからそんなに泣かないの」
    俺が泣いている間、ずっと母さんは頭を撫で続けてくれた。

    数十分して俺が泣き止んだ頃、母さんが俺に話しかけてきた。
    「もう大丈夫?なら、オリジナルスペシャルブレンドを一杯お願いしようかな」
    俺は、母さんのために今迄で一番おいしいオリジナルスペシャルブレンドを淹れた。

    それを飲んだ時の母さん顔は、今まで以上に優しく、嬉しそうに見えた。

    26 774号室の住人さん :2007/10/03(水) 23:02:25 ID:DBFmxdQH
    この出来事以来、俺は学校でも真面目な奴として生活し始めた。
    言ってみればただのマザコンだけど、絶対に母さんに苦労はかけないと心に決めた。
    中学はオール5をとり、地元の良い公立高校に推薦入学して、高校生でも出来るバイトを渡り歩いて家に金を入れた。

    俺が中学になったとき父さんは家に戻ってきたけど、結局俺が中2の時に元の会社を辞めて、安い働き口に職を移していた。

    28 774号室の住人さん :2007/10/03(水) 23:08:17 ID:DBFmxdQH
    周りの目は気にしなかった。部活には入らずに勉強とバイトだけ。
    大学は準特待生として入った。本当は特待生を目指していたけど届かず、半分に減額された学費も全てバイトで賄った。

    そんな矢先に、俺が交通事故にあった。
    両足複雑骨折。全治9ヶ月で俺は4ヶ月入院した。

    29 774号室の住人さん :2007/10/03(水) 23:11:58 ID:DBFmxdQH
    家のためにと貯金していた金も全て治療費に消えた。
    事故自体は相手の過失だったけど、全額を支払ってはくれなかった。

    毎日毎日、リハビリと大学のレポートだけをこなして、金を稼げない自分にいらだっていたんだ。
    でも、母さんは毎日見舞いに来てくれた。
    友人が見舞いに来たりして少し恥ずかしかった。

    30 774号室の住人さん :2007/10/03(水) 23:17:39 ID:DBFmxdQH
    通院でのリハビリを終えて普通に歩けるようになってから、俺は大学に復学した。
    5ヶ月休学していたが、単位は取りためていた。この時大学3年だ

    何とかダブるのは免れ無事に4年になったが、5月に母さんが倒れた。
    末期の胃がんになっていて、肺にも転移しているらしい。

    31 774号室の住人さん :2007/10/03(水) 23:18:04 ID:eQ4Pjzol
    ちょっと待て話しがおかしい。相手の過失でそんな怪我をすれば相手の保険で確実に儲かるはずだお
    やっぱ造り話しか…

    33 774号室の住人さん :2007/10/03(水) 23:23:49 ID:DBFmxdQH
    >>31
    入院代は全額向こう持ちだけど処置料とリハビリ代が結構かかる
    入院したら分かるよ

    32 774号室の住人さん :2007/10/03(水) 23:22:10 ID:DBFmxdQH
    俺は母さんが倒れた知らせをバイト先で聞いた。
    居酒屋のキッチンだったが、店長さんは事情を聞くとすぐに上がれといってくれた。

    急いでタクシーで病院に向かうと、急患用(?)の入り口で父さんが立っていた。
    「父さん!母さんどうしたって!?」
    「今向こうに居る、落ち着け」
    父さんは目に見えて元気がなかった。
    その日は薬で眠る母親のベッドの横で夜を明かした。
    俺が母さんの病状を知ったのは、精密検査を終えたその2週間後だった。

    34 774号室の住人さん :2007/10/03(水) 23:26:43 ID:DBFmxdQH
    俺は講義を終えると必ず見舞いに行って、そこからバイト先へ向かった。
    バイトから帰ると、母さんの着替えや生活用品を持って大学へ向かうことを繰り返す。
    この時期から母さんが死ぬまで、俺はきっと友人たちにとって付き合いが悪い奴だったはずだ。

    35 774号室の住人さん :2007/10/03(水) 23:32:52 ID:DBFmxdQH
    今からちょうど1年前くらいに、俺と父さんは母さんの主治医から呼び出しを受けた。
    母さんの余命宣告だった。テレビでは聴いた瞬間に泣き崩れたりするけど、俺も父さんも一言も喋らずにただ医者の話を聞いていた。

    そのあと、医者は俺と父さんに、延命のための治療をするかどうかを訪ねた。
    このままの進行ならば4ヶ月の命だが、機械に頼れば1年は頑張れるかもしれない、というのだ。
    俺は心底迷った。母さんが、植物人間で居ることを望んでいるか分からなかった。

    その日は家に帰って父さんと話し合い、一週間後に延命治療はしないとの結論を主治医に伝えた。

    39 774号室の住人さん :2007/10/03(水) 23:41:17 ID:DBFmxdQH
    結論を出す4日前、3人で病室に居る時、父さんが母さんにこう訪ねた。
    「お母さん、家に帰ったらまず何をしようか」
    「ん?どうして?」
    「ほら、ずっとここに居るだろう。外とか…ほら…息抜きもしたくなるだろ?」

    父さんいつも無口なくせに。口ごもるなって。

    「うーん…そこまでここを出たくもないわね」
    「?…どうして?」
    元々痩せていたのが病気のせいでやつれている母さんの顔が微笑んだ。
    「家族三人がずっと居るのって、新婚の時みたいで楽しいじゃないの」

    そういや母さん、なぜか入院してから良く笑うようになった。
    無理してるのかと思ってたけど、違ったんだね。

    41 774号室の住人さん :2007/10/03(水) 23:49:53 ID:DBFmxdQH
    そんなやり取りのあと、父さんは「売店行ってくる」といって病室を出た。
    俺は、ニコニコしてる母さんに昔と同じマグカップでコーヒーを淹れてやる。

    しばらくしても父さんが戻ってこないから外に出てみると、ナースステーションのところのベンチですぐ見つかった。
    売店の袋持ってたから、部屋戻らないのと声をかけようかと思ったけど止めた。
    俺は初めて父さんの目が赤くなってるのを見た。ちょっと衝撃だった。

    俺は何も言わないで父さんの横に座る。すると父さんが口を開いた。
    「母さん楽しそうだな…」
    「少なくとも辛くはなさそうだよね」
    「阿呆、辛いに決まってるだろう。辛いなりに母さんも頑張ってるんだ」
    「母さんは…機械で生きたいのかな」
    「俺は…いや、まだゆっくり考えなきゃあな」
    「うん」

    44 774号室の住人さん :2007/10/03(水) 23:56:32 ID:DBFmxdQH
    「お前、小学校の時万引きしたのか」

    少し驚く。父さん、知ってたのか。多分母さんが話したんだろうけど。

    「息子の非行を10年もたって知ることになるとはなぁ」
    「あれは…うん、子供だった」
    「母さんのためだったんだろう?なら、反省さえしてれば良い」
    俺の頭にあの時のことがよみがえった。
    母さんの手はとっても大きく感じたし、ブラックコーヒーは苦かった。
    でも、今は母さんの身長を30cm追い越して、ブラックコーヒーもすんなりのめる。
    「成長って奴は怖いな、俺もお前が支えてる。いつ追い越されたんだか」

    46 774号室の住人さん :2007/10/04(木) 00:02:15 ID:BZRpdB8i
    父さんは今介護休暇という名目で休職してる。つまりここの入院費も、家での生活費も全て俺が稼いでいた。
    どうしても足りない時は、父さんが親戚に借金を頼み込んで、俺が必ず返済した。

    「戻らないと、母さん寂しがるよ。俺、バイト行ってくるからさ」
    「ああ。頑張れよ、大黒柱」
    「冗談だろ全く」

    父さんもそういや最近良く喋るな。そう思いながら俺はベンチから立つ。
    それに続いて父さんもベンチから立ち上がって病室に向かう。
    いつの間にか父さんすらも身長で追い越したけど、俺の母親を心から愛している男の背中は、いつでも大きかった。

    47 774号室の住人さん :2007/10/04(木) 00:08:55 ID:BZRpdB8i
    母さんに延命治療を施さないと決めてから、俺はバイトを止めた。
    少し前からバイトを掛け持ちして、当面の費用は得ていた。足りなくなったら、また働けば良い。

    母さんに、そこらへんで売ってる奴とは比べ物にならないくらい高価なコーヒー豆を買ってあげた。
    制限はあったものの、一日1杯はその豆でコーヒーを淹れてあげた。
    検査の時は水以外の水分を取ってはいけなかったため、60日分の豆は85日目でなくなった。

    朝から晩まで、ずっと家族三人。
    小さい頃ですらあまりそんな時間を持てなかったのに、何で今になってこんな幸せな家庭が身近にあるんだろう。
    父さんの頭は白髪増えたし、母さんの肌はシミが増えた。俺は図体だけでかくなってかわいげも無くなったのに、両親が身近に居るこの時がずっと続けばいいのにと思った。

    49 774号室の住人さん :2007/10/04(木) 00:15:27 ID:BZRpdB8i
    2月になり、当初宣告されていた期間を超えても母さんは生きていた。
    明らかにやつれてはいるけど、ずっとニコニコしているし、俺が淹れたコーヒーをおいしそうに飲んでいる。
    この時期に、外出許可が出た。
    体調が安定している日の、気温が高い午前10時から午後4時までの6時間だったけど、その時間を利用して俺たち三人は我が家に帰ってきた。

    母さんからしてみれば5ヶ月ぶりの我が家。家の中は車椅子で通れなかったから、父さんが母さんを負ぶった。
    居間に座って、俺が3人分のコーヒーを台所で淹れていると、母さんの声が聞こえた。
    声が小さくて聞き取れなかったので居間に戻ると、母さんが「天袋の右をあけて見なさい」と言った。

    50 774号室の住人さん :2007/10/04(木) 00:19:58 ID:BZRpdB8i
    俺が一度も手を書けたことのなかった台所横の天袋。
    取っ手の部分に台所から飛んできたであろう油汚れがこびりついていた。
    そこを開けてみると、なにやら使わなくなった食器類が置かれていた。

    居間に戻って「何か取るの?」と母さんに聞くと、「白い袋があるでしょ」とだけ答えた。
    戻って確認してみると確かにある。袋が半透明だったから、中に何かの缶があるのがわかった。

    袋から取り出したそれは、12年前の製造日が刻印されたインスタントコーヒーの空き缶だった。

    52 774号室の住人さん :2007/10/04(木) 00:24:15 ID:BZRpdB8i
    びっくりしてそれを持ちながら急いで居間に戻る。
    「これ取って置いてたの!?」
    「うん、びっくりしたでしょ?」

    12年前俺が万引きしたあの缶。錆びて塗装がはげかけてるけど、確かにそれだ。
    「あの時のコーヒーが一番おいしかったかな」
    いっそう微笑む母さんの顔を見て、俺は涙をこらえ切れなかった。

    ちなみに母さんが缶を取っておいていた理由は、俺が優しいことの証拠品だから、だそうだ。

    54 774号室の住人さん :2007/10/04(木) 00:29:40 ID:BZRpdB8i
    4月になり、俺は大学を卒業した。これで、学費の分少しは生活が楽になると思った。
    母さんの調子が少しよくなったので、俺はまたバイトを始めた。就職は、全てが終わってからでもいいと思った。

    4月上旬、俺はいつもどおりバイト前に母さんの病室に来ていた。
    母さんに投与されるモルヒネの量は増え続けていて、最低限の抗がん剤もその副作用を強めていっていた。
    体重が28kgになった母さん。髪の毛は、1ヶ月で抜けた。

    ある日俺と父さんがうとうとしていると、不意に母さんが俺の名前を呼んだ。

    55 774号室の住人さん :2007/10/04(木) 00:32:25 ID:BZRpdB8i
    「○○、○○、お願いがあるんだけど」
    「ん?なに?」

    母さんが笑顔で、コーヒーを頂戴、と言った。
    もうこの時には検査なども少なく、比較的自由にコーヒーを淹れてあげていた。

    俺がカップにドリップペーパーを入れて、インスタントコーヒーの缶を開けたとき、後ろから母さんの泣く声が聞こえた。

    58 774号室の住人さん :2007/10/04(木) 00:37:00 ID:BZRpdB8i
    「母さん?どうした?」
    俺が母さんの肩に手を当てると、母さんはさらに泣き始めた。
    異変に気づいた父さんもベットの横に来て、母さんの手を握った。
    「○○、お父さん、寂しい、寂しいよ。ありがとう、ありがとう…!」
    母さんが、今まで溜め込んでいた感情を爆発させた。

    辛くないはずないじゃないか。痛くないわけないじゃないか。
    そう思ってはいたけれど、母さんは、何より寂しかったんだ。

    「大丈夫、大丈夫」
    父さんが母さんを抱きしめる。母さんは、数分の間泣き続けた。

    60 774号室の住人さん :2007/10/04(木) 00:41:06 ID:BZRpdB8i
    泣き止んだ母さんは、赤い目のままで、俺にコーヒーの催促をした。
    「今迄で一番おいしいのがのみたいな。12年前に負けないくらいの」
    母さんが微笑む。

    俺は、12年前のあの時を思い出して、ただ母さんのためだけにコーヒーを淹れた。
    幾分豆は高いものになったけど、今なら分かる。母さんは、豆の値段でおいしいと言ってたんじゃない。

    俺が淹れたものだから、おいしいと言ってくれていたんだ。
    母さんが望むなら、俺は世界で一番おいしいコーヒーを淹れる。

    61 774号室の住人さん :2007/10/04(木) 00:46:36 ID:BZRpdB8i
    コーヒー豆はお湯で1分きっかり蒸らして、砂糖は角砂糖2個にミルクはスプーン二杯。
    おれが小さい頃編み出したオリジナルスペシャルブレンド。
    母さんのためだけに編み出した、俺だけの味。

    完成したコーヒーを、母さんは今迄で一番の笑顔で飲んだ。
    痛み止めで、あまり味覚も敏感じゃないらしい。のども活発に動かないから、すぐに飲み干すことも出来ない。
    俺と父さんは、母さんがコーヒーを飲み干すまでの一時間、一言も話さなかった。

    飲み干したカップを置いた母さんの顔は、とても元気そうだった。
    今にも立ち上がって、そのままパートにでも行きそうなくらいに。
    どんなに体が蝕まれても、母さんは母さんだった。
    俺を撫でてくれた時の温もりは、まだ失われてなんかない。

    63 774号室の住人さん :2007/10/04(木) 00:51:33 ID:BZRpdB8i
    「ありがとう、ありがとうね。こんな飲み物、何処行ってもめぐり合えないよ。あなたが私の息子でよかった」
    「母さん…」
    何かおかしい、落ち着きすぎている。もしかして、と嫌な予感がした。

    「ちょっと眠たいな、お父さん、カーテン閉めて頂戴」
    父さんが、はっとしてカーテンを閉めに行く。
    そしてまたベッドに戻ってくる。
    「ありがとう。お父さん、大好き」
    突然母さんが父さんにキスをした。父さんの目から、涙が流れてくる。
    ゆっくり体を傾ける母さんは、目を閉じても微笑んでいた。

    64 774号室の住人さん :2007/10/04(木) 00:57:01 ID:BZRpdB8i
    母さんが体をベッドに預けてから、俺は気づいた。母さん、息してない。

    「母さん?…母さん!?どうしたの?おきて!起きてってば!違う、まだ寝たらダメだよ!お願い、寝たふりとかしないで!!
     おれまだ世界で一番うまいコーヒー淹れてないよ!!ほら、高い豆買ってくるから!!スプーン一杯を一分蒸らして角砂糖2ことミルクでしょ!?
     ほら、おいしい奴作るから!ねえ!お願い!」

    延命治療はしないと決めてたのに。何でこんなに辛いんだろう。
    父さんがナースコールを押して、母さんにお返しのキスをした。

    65 774号室の住人さん :2007/10/04(木) 01:04:38 ID:BZRpdB8i
    その日、母さんは帰らぬ人となった。命日は4月6日。偶然俺の誕生日だった。
    半年経った今でも、全部の悲しみをぬぐえているわけじゃあないけど、人に話せるようになったら辛さも減るかもしれないと思ってここに書き込みました。
    父さんと俺は親子ともどもハローワークに行って就職をした。
    父さんは一般企業の派遣、俺は印刷会社。二人揃ってスーツ姿になったけど、きっとこれ見たら母さん笑ってたと思う。

    別にコーヒーを淹れることは仕事には何のプラスにもならなかったけど、それでも俺は毎日自分と父さんのコーヒーを淹れる。
    父さんには、母さんとおそろいのオリジナルスペシャルブレンド。
    自分には、母さんが俺に優しさを教えてくれた、苦いブラックコーヒーを。
    母さんの墓、月命日には、あまり他では見かけないコーヒー豆のお供え物が置いてあります。



    以上です。延々とお付き合いありがとうございました。

    66 774号室の住人さん :2007/10/04(木) 01:11:13 ID:QLXedjHG
    母さん今もきっとオリジナルスペシャルブレンド?飲んでるよ。
    >>1に幸あれ

    いい話ありがとう。自分も彼氏と別れて落ち込んでたけどそんなんどーでもよくなったわ!はずかし!母さん大事にします。

    67 774号室の住人さん :2007/10/04(木) 01:12:12 ID:3OLLxsxn
    >>1
    最初から全て読んだ。涙が自然と溢れてきました。とても素敵な家族ですね。羨ましいです。いいお話し聞けて良かった。

    68 774号室の住人さん :2007/10/04(木) 01:13:25 ID:6ExQ/xEr
    >>1営業大変やろけどね。まっすぐ生きれよ。もう万引きすんなよw

    70 774号室の住人さん :2007/10/04(木) 01:28:33 ID:k5dsDkSa
    最後まで読んだよ。明日読もうと思ったけどPCの電源を落とせなかった
    俺と1歳違いの1さん、良い話と言うには未だ半年だから本当に辛い時だろう。
    俺に取っては普段、母さんにキツイ事言ったりしているからこの話読んで
    本当に目が覚めたよ。未だ暫くは辛い日が続くと思うけど頑張ってな。
    俺は大した事が出来ないけど1さんのおかげで母さんを大事にしようと思う気持ちが
    素直に出てきたし行動に移そうと思う。俺の母さんもあまり丈夫では無いから心配になってきた。
    今、涙目でモニターとキーボードが滲んでるよ。

    71 1 :2007/10/04(木) 02:45:31 ID:BZRpdB8i
    すみません、そのまま去るつもりだったのですが補足を。
    自分が一人暮らしをしていたのは大学の1〜3年の事故に遭うまでと、今年の6月に就職してからです。
    ほぼ毎日実家に行って(どちらも県境なんで)父さんの世話とかしてます。
    文章の中に誤解を招く文章があったらおわびいたします。
    深夜までありがとうでした。

    72 774号室の住人さん :2007/10/04(木) 03:06:15 ID:zjhpLMRc
    若いのに…。
    話てくれてありがとう。
    頑張ってね。













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    1001  学名ナナシ  :2007年10月04日 20:07  ID:QkmWxUA10
    誰か産業で
    1002  :2007年10月04日 20:10  ID:GC1EInnOO
    くさかったが感動した
    1003  学名ナナシ  :2007年10月04日 20:10  ID:QZxM.tU30
    >>1001
    普通にイイハナシダナーでいいだろ
    1004  学名ナナシ  :2007年10月04日 20:10  ID:tfHsLDMN0
    ここの記事で初めてガチ泣きした
    1005  .  :2007年10月04日 20:11  ID:rn0BV7S2O
    電車で読んでたのに泣いてしまったよ
    母さんは居て当たり前のように思っちゃうけどほんとはすごく幸せなことなんだよな
    普段はなかなか素直になれないけど肩でももんでくるよ
    1006  学名ナナシ  :2007年10月04日 20:12  ID:PWx0HhJd0
    2chで目から汗が出たの久しぶりだな。
    1007  学名ナナシ  :2007年10月04日 20:20  ID:NKBchp9g0
    良い家族だな。
    ウチの嫁さんも最期に大好きって言ってくれるだろうか・・・
    1008  学名ナナシ  :2007年10月04日 20:21  ID:FfF3HmKr0
    仕事中泣いた。
    1009   :2007年10月04日 20:24  ID:A.RNGS9JO
    (;∀;)イイハナシダナー
    1010  学名ナナシ  :2007年10月04日 20:25  ID:chVZOpL6O
    板違いと言いつつつまらない創作を垂れ流すずうずうしさ
    美談だからいいとでも思ったのだろうか
    理由はいかなれ万引きはアウトだろ
    1011  学名ナナシ  :2007年10月04日 20:27  ID:5b2gljFc0
    最近涙腺弱いな・・・年か・・・
    そういえば親孝行もまだだったな
    1012  学名ナナシ  :2007年10月04日 20:37  ID:EqXnL.TA0
    >>1010
    お前には人の心がないらしい
    1013  学名ナナシ  :2007年10月04日 20:37  ID:JQev5URR0
    スペシャルブレンドは>>1と母と父の味。

    (´;ω;`)
    1014  学名ナナシ  :2007年10月04日 20:38  ID:jdHODrza0
    ※1010 ネットやってる人ってヒネた人多いな
    1015  学名ナナシ  :2007年10月04日 20:40  ID:mEZoYENm0
    ほんとに感動したよ
    私は母親と離れて暮らしてるから、
    今すぐに会って大事にしたくなった
    1はほんとえらいと思う。
    お母さんとの思い出大事に、
    お父さんとずーっと仲良くね
    1016  学名ナナシ  :2007年10月04日 20:41  ID:Ex6rxtjb0
    ※10は引きニートで
    記事を正視出来ないんじゃね?
    1017  学名ナナシ  :2007年10月04日 20:47  ID:KbagFySU0
    万引きを正当化してるわけじゃないのにね
    1018  学名ナナシ  :2007年10月04日 20:47  ID:cslJmpON0
    >>1010
    創作だと思ってるんなら万引きどうのは、どうでも良いんじゃないのか?
    それともお前は創作だと思っている架空の話に「万引きはアウト!」とか言ってるの?w
    いや、面白い人だw
    1019  学名ナナシ  :2007年10月04日 20:50  ID:IUJl84.U0
    (´;ω;`)号泣
    仕事中に読まないでよかった。
    1020  学名ナナシ  :2007年10月04日 20:53  ID:EY5CbZt.0
    いいはなしだ

    これだからネットはやめらんねえよ
    1021  学名ナナシ  :2007年10月04日 20:56  ID:nPneir950
    いぃ話!!
    1022  学名ナナシ  :2007年10月04日 21:03  ID:GJoql7OP0
    ぶっちゃっけコーヒーの飲み過ぎが原因では?
    1023  学名ナナシ  :2007年10月04日 21:04  ID:zzZ3EpTN0
    >12年前の製造日が刻印されたインスタントコーヒーの空き缶だった。
    なんでドリップするのに「インスタントコーヒー」なの?
    1024  学名ナナシ  :2007年10月04日 21:04  ID:zzZ3EpTN0
    >12年前の製造日が刻印されたインスタントコーヒーの空き缶だった。
    なんでドリップするのに「インスタントコーヒー」なの?
    1025  学名ナナシ  :2007年10月04日 21:05  ID:S.dTTX4H0
    なんでこんなに覚えてんの?
    1026  学名ナナシ  :2007年10月04日 21:08  ID:l7S.nNw70
    >>1010は可哀相な子
    1027  学名ナナシ  :2007年10月04日 21:10  ID:GzpFtEC70
    とりあえず、万引きとかどんだけ駄目な脊椎反射してんだよw
    1028  学名ナナシ  :2007年10月04日 21:12  ID:P2Yx6v0B0
    俺涙目どころか鼻水までとまらん・・・

    いい話だ!
    1029  :2007年10月04日 21:12  ID:AR3yJQtaO
    1日に軽く10杯はコーヒーを飲む。ってところで胃ガンフラグだなと思った。
    1030  学名ナナシ  :2007年10月04日 21:14  ID:p02eMhNy0
    ※10涙目で逃亡www
    1031  学名ナナシ  :2007年10月04日 21:19  ID:.eA6K4BX0
    いやぁ普通に感動!
    おれも今からカーチャンにコーヒー入れてくるわ
    1032  学名ナナシ  :2007年10月04日 21:19  ID:JBPiYTdM0
    創作?
    親に虐待されていた俺には、確かに夢物語みたいな家族だわ。
    こんな親が本当にいるわけねーよ。
    息子、恵まれ過ぎだろ?常識的に考えて。




    本スレ1、どうか幸あれ。
    1033  学名ナナシ  :2007年10月04日 21:22  ID:xNmZM.tz0
    家族全員生きてるが、家庭崩壊で全員バラバラになって修復不可能な俺には、こんな風な家族の繋がりが持てた>1がうらやましいよ。
    1034  学名ナナシ  :2007年10月04日 21:24  ID:ht3eONt20
    コーヒーって胃ガンの原因になるのかー
    1035  学名ナナシ  :2007年10月04日 21:24  ID:5ZN8.sND0
    豆挽くわけじゃないから
    1036  学名ナナシ  :2007年10月04日 21:26  ID:JpLm6.Fd0
    毎日1人でコーヒー入れて、1人でコーヒー飲んでます。


    ブラックなのにしょっぱいなぁ…
    1037  学名ナナシ  :2007年10月04日 21:31  ID:sBYZ86sV0
    俺も涙もろくなったな。それだけだ。
    1038  学名ナナシ  :2007年10月04日 21:37  ID:Qcx2URbk0
    会話の内容なんて逐一覚えてないな
    1039  学名ナナシ  :2007年10月04日 21:40  ID:R16xf9y60
    コーヒー10杯は飲みすぎだよ
    体に悪いよ
    1040  学名ナナシ  :2007年10月04日 21:48  ID:da9yJcne0
    泣いた・・・
    1041  学名ナナシ  :2007年10月04日 21:50  ID:Gn.SVhOP0
    コーヒー10杯は、胃へのダメージもさることながら
    カフェインがヤバクね?
    あんまり多量にコーヒー飲みすぎると、カフェイン中毒に
    なっちゃうんだぜ。いくらコーヒーが好きでも、一日に
    3杯までにするべきだな。
    1042  学名ナナシ  :2007年10月04日 21:53  ID:dms9vCla0
    やっぱり読むんじゃなかった。
    目から汁が止まらない
    1043  学名ナナシ  :2007年10月04日 22:05  ID:qntVxwdu0
    >>1とほぼ同じ境遇 今年2月に亡くなった
    今20歳 離婚で父親なし  兄弟3人の末っ子の俺
    お母さん、俺はお母さんに何かできたかな?
    これ読んで泣いてる泣き虫な俺を心配しちゃってるかな?
    1044  学名ナナシ  :2007年10月04日 22:12  ID:0SroRGYd0
    給料下げるの防ぐために出張行ったのにその2年間の間に生活苦しくなりすぎだろ。2年間ってことは出張じゃなくて転勤で、向こうでの宿泊費用が全て自分持ちだったってことでFA?
    31の言うとおり、ヤの付く自由業の方以外と事故って更に貧しくなるのも確かに今の日本じゃありえない話。
    真面目に勉強している人間が特待生になれないわけがない。数十年前ならともかく、最近なら早慶以外なら即特待生だろ。
    更に特待生でなくとも学生なら奨学金かき集めれば一家暮らせる収入が手に入るはず。何故にそこには手を出さなかったんだ?
    1045  大学生  :2007年10月04日 22:15  ID:36oq0.k.O
    泣いた。ボロ泣きした。

    ちょっと親孝行してくる
    1046  学名ナナシ  :2007年10月04日 22:18  ID:x.ywcaN10
    32才毒男、泣きました。
    1047  学名ナナシ  :2007年10月04日 22:23  ID:aacerZNw0
    今、鼻水ずるずるで泣いて見てたのに
    コメ欄ひねくれもの多すぎだよ
    1048  学名ナナシ  :2007年10月04日 22:29  ID:6OL0n.bg0
    ひねた俺かっこいい!って年頃なんだよ、そっといておいてやれ
    1049  学名ナナシ  :2007年10月04日 22:34  ID:ht3eONt20
    "オリジナルスペシャルブレンド"とか端々ちょっと臭すぎて物語に入り込めなかったよー

    でも家族っていいなと思いました。

    1050  学名ナナシ  :2007年10月04日 22:44  ID:3n8pbiWx0
    言葉の意味変わっちゃうかもしれないけど、
    この親あってこの子ありだなと思った。
    この母親がいて>>1がいる。
    もちろん泣きましたが何か?
    1051  学名ナナシ  :2007年10月04日 22:45  ID:lgleZN3p0
    くさいも何も、オリジナルスペシャルブレンドなんて小学生が考えそうなネーミングじゃないか。微笑ましいよ。
    1052  学名ナナシ  :2007年10月04日 22:47  ID:GmsRYH490
    >1044
    返済で死ぬだろ常識的に考えて……
    っていうか今俺が死んでる
    1053  学名ナナシ  :2007年10月04日 22:56  ID:8rmtod1n0
    親を亡くすってさ、亡くした人にしかわからん辛さがいっぱいあるよな。
    俺も18で両方亡くしたけどさ、これ読んで感動した人は親に優しくしてあげてください。
    1054  学名ナナシ  :2007年10月04日 23:04  ID:ht3eONt20
    >1051
    考えてみると確かに微笑ましいな。
    んーこのくささはどこから感じたんだろう・・・感想を書くのって難しい。
    1055  学名ナナシ  :2007年10月04日 23:14  ID:ffJwkZE40
    子供を殺すような残酷な親もいればこんな心の通じ合った親子もいるんだなー。
    親孝行しようと思ったよ。
    1056  学名ナナシ  :2007年10月04日 23:15  ID:XrVZBRqn0
    今北産業
    1057  学名ナナシ  :2007年10月04日 23:20  ID:NJLG0bFO0
    創作でもなんでもいいよ。ちょっと親孝行してくるわ
    1058   :2007年10月04日 23:34  ID:1AODGClfO
    久しぶりにまじで泣いた……
    1059  学名ナナシ  :2007年10月05日 00:11  ID:M4gOxVHJ0
    癌の原因てコーヒーの飲みすぎじゃないか?
    …て思いながら泣いた
    酒もコーヒーも程々だな…
    1060  学名ナナシ  :2007年10月05日 00:21  ID:Old.y7Jv0
    反吐が出るな
    最初に「創作です」とでも書いてあればイイハナシダーと思えるんだが
    1061  学名ナナシ  :2007年10月05日 00:29  ID:jXfrts1r0
    ※1044
    医療事務の俺がマジレス
    ないことじゃない
    昔はどうだか知らないけど普通処置料なんかも賠償に含まれるが結局賠償なんて相手との駆け引きだから
    保険会社が入らないことだってあるしな
    あと特待生なんてそんな簡単になれるわけねー
    最後は奨学金な
    いろいろ併用しても学費が一杯一杯だろ…
    1062  学名ナナシ  :2007年10月05日 00:33  ID:lTMKMjKe0
    あらすじはいいと思うんだけど。
    台詞が創作っぽすぎて。
    当時の台詞そのまま書けばよかったんじゃないの?
    記憶もあいまいだろうけどさ。
    1063  学名ナナシ  :2007年10月05日 00:44  ID:Q8MfAfBi0
    >>159
    同じ事思ったけど泣いた
    2chでなくなんて久しぶりだ
    1064  学名ナナシ  :2007年10月05日 00:50  ID:0GgtsyEX0
    キスってのが外国っぽいとオモタ
    1065  学名ナナシ  :2007年10月05日 00:59  ID:wARkOWgT0
    創作でいいじゃないか、インターネットだもの。
    1066  学名ナナシ  :2007年10月05日 01:42  ID:bdO8kHos0
    母親に会いたい。
    1067  学名ナナシ  :2007年10月05日 02:39  ID:dcAJPB5S0
    イイハナシダナー
    コーヒーだが>>1は
    インスタントじゃないコーヒー=豆のままのコーヒー
    インスタントコーヒー=粉状もしくはペーパーでドリップさせるだけのタイプ
    って事が言いたかったんだろうな
    正確には全然別物だけど
    1068  学名ナナシ  :2007年10月05日 03:08  ID:v1v4U5tS0
    こういう話では必ずひねたコメするやつがいる
    お前ら釣られすぎwwどんだけ純情だよwwww

    しかしいい話だ
    1069  学名ナナシ  :2007年10月05日 03:54  ID:Gh.E7eyX0
    こういう臭いネタスレでも感動できる人は、親御さんを大切にしましょう
    感動しっぱなしじゃダメですよ
    1070  学名ナナシ  :2007年10月05日 04:32  ID:SO7sAX1M0
    大事なものは
     いつも失くしてから気付くんだ
    1071  学名ナナシ  :2007年10月05日 06:22  ID:EGxH.HD8O
    美談の記事に冷めた米するとピラニアのように食い付いてくるなw
    楽しむときは素直に楽しんだ方が特なのは分かるけどな
    1072  学名ナナシ  :2007年10月05日 09:43  ID:J0idxAu40
    全部うそだとは言わんが脚色があると思う。
    がんは機械を入れても延命できないし、植物状態で延命し続けるとかの選択肢は無い。
    末期がんはひたすらつらいの我慢して治療をして引き伸ばすか(その体力が持つか)
    緩和に切り替えるかのどっちかしかない。
    末期がんが肺に転移すると、肺には水がたまるから
    息苦しくて眠ることすらできなくて、さすがに家族も気がつくよ。
    モルヒネを投与してると、最後の時期は相当な量になってるから家族と会話とか出来なくなる。
    モルヒネを飲んでなければ、眠るようにとはいかない。つらそうだった。

    なんというか、こういう系統の話を読むと、親しい人のこういう話を自ら切り貼りして「物語」にしてしまうということにいつも微妙な違和感を覚
    えてしまうよ。

    なんでそんなに、感動したがり、感動させたがりが多いんだろう。
    それはさておき、とっととみなさん親孝行してください。
    1073  学名ナナシ  :2007年10月05日 10:06  ID:D9yZKFOG0
    仕事終わって家帰ったら
    カーチャンに珈琲淹れてくる
    1074  学名ナナシ  :2007年10月05日 11:16  ID:Al9..asP0
    後半のクサくてクドい展開はなんか萎えたなぁ
    これで泣ける人はFFでも泣けそう

    ただ
    >「家族三人がずっと居るのって、新婚の時みたいで楽しいじゃないの」
    ここはよかった。
    1075  学名ナナシ  :2007年10月05日 11:28  ID:M.nX0FWv0
    今の時代、親を「親」と認識できるようになるのは、30代になってから。
    でもま、死んでも何にも思わないけど?
    1076  学名ナナシ  :2007年10月05日 13:33  ID:kG0FR7sG0
    泣いた。
    1077  学名ナナシ  :2007年10月05日 14:03  ID:94GuDGWg0
    癌が'機械'で6ヶ月延命とか、'複雑骨折'で全治9ヶ月とかが微妙…
    1078  学名ナナシ  :2007年10月05日 14:59  ID:SAEaWPB90
    別に創作書いてもいいけど、ディテールで矛盾を幾つも出すと興が醒めるぜ。
    1079  学名ナナシ  :2007年10月05日 15:57  ID:iRWiRV4U0
    これ泣かせようと思って書いてる感がありすぎて萎える
    1080  学名ナナシ  :2007年10月05日 16:00  ID:3p3jTi2g0
    つ「蕾」
    1081  学名ナナシ  :2007年10月05日 16:51  ID:8sXsWZOp0
    感動した
    いまから万引きしてくる
    1082  学名ナナシ  :2007年10月05日 16:53  ID:8oEnVjoT0
    真偽はともかく、確かに、死ぬかもしれないってのは寂しいんだよな。
    俺は疑いで生検うけたことあるけど、最後の方は怖くて寂しくて発狂しそうだった。
    薬の影響とかじゃなく、正気を保てるガン患者は周りとのつながり有ればこそと思うよ。
     同じ病棟で悪くなった若いお母さんが居て部屋を譲ったんだが、夜中に家族がやってきて、お母さんという女の子の声と、縦笛の必死っぽい演奏が聞こえてきて、翌日部屋は空いた。
    若くて必要とされてる人が死ぬってのは、やりきれない。
    誰にもどうしようも出来ないんだよな。
    1083  学名ナナシ  :2007年10月05日 17:58  ID:Qq2XdBE50
    とりあえず>>4は俺と一緒にTDNスレに帰ろう な?
    1084  学名ナナシ  :2007年10月05日 19:00  ID:hVouzlLS0
    コーヒーは一日に3杯くらいならガンの抑止に働くけど
    5杯を越えるあたりから、逆にダメージになっていく。
    10杯はどうみてもカフェイン依存症。
    ていうか泣いた。
    1085  学名ナナシ  :2007年10月05日 20:30  ID:dpCn0ikI0
    そうか、癌でも機械で延命できるのか。
    医療すげーな。
    てか生活苦しいなら嗜好品止めればいいのにな。
    2日にいっぺんとか休日だけ飲むとか。
    中毒って怖いんだな。
    1086  学名ナナシ  :2007年10月05日 21:41  ID:goAOikod0
    難攻不落の俺の涙腺が危なかった
    1087  学名ナナシ  :2007年10月05日 21:56  ID:2R7cMrpW0
    今度給料でたらコーヒーが苦手なおかんにいいお茶でも買って来ようかな。

    1088  学名ナナシ  :2007年10月05日 23:53  ID:VUt4Gu4D0
    本文では何とか堪えたが
    >>1082
    を想像してしまったらもう涙が止まらんぞどうしてくれる
    1089     :2007年10月06日 00:46  ID:6RpPD4wQO
    泣けるぜ…
    1090  学名ナナシ  :2007年10月06日 03:24  ID:gXQWk3BG0
    興ざめなことを言うと、
    「嘘でもいいじゃないか」ってわかりやすいドラマティックな話を
    求めてばかりいると、日常のことや、身の回りの人たちに対する
    感受性が鈍磨するんじゃないかと思うのです。
    「万引きと許し」「母の死」とかそういうことが無くても、
    おそらく、両親や周りの人はあなたのことを愛していて、ただ、
    それがうまく伝えられなかったりするっていうことがあふれていると思う。
    「泣ける」「感動した」っていう舌触りのいい安直な感動を求める
    流れっていうのはちょっと心配。
    1091  学名ナナシ  :2007年10月06日 04:23  ID:rjhHZ0Dp0
    日常生活では嘘が入り乱れているしお金がからむ事も多いので、嘘を嘘と見抜けないと大変。
    だけど、だからこそインターネットの中で話されるこんな話くらいは頭から信じてしまってもいいじゃないか。

    仮にこの話が作り話だったとして、だったらなんなの?
    騙されてたとして、それが何かの損失につながるの?
    嘘を嘘と見抜けなくても大丈夫な時もあるんだよ。
    だからそんなに必死に否定的な考えばかりしなくてもいいんだよ。
    1092  学名ナナシ  :2007年10月06日 05:03  ID:63h72Dvf0
    俺も給料でたらコーヒーをおかんに買って来ようかな

    ニートだけど
    1093  学名ナナシ  :2007年10月06日 05:12  ID:yskW0BE10
    >>1090
    分かる気がする。
    わかりやすいドラマティックな話で泣くのって
    感動して泣くっていう行為を一つの安い娯楽と化してるところがある。
    そしてそれがなんだかやるせない。

    ファーストフードの店でハンバーガーを頼むように
    感動を早く安く手に入れるのってなんだか違う気がするんだ。
    1094  学名ナナシ  :2007年10月06日 07:29  ID:crwT123d0
    >>1090は非常に適切なコメントだと思う。

    ただ、
    > おそらく、両親や周りの人はあなたのことを愛していて、ただ、
    > それがうまく伝えられなかったりするっていうことがあふれていると思う。
    だからこそ、分かりやすい愛情の話に涙するんだろ?
    いくら思っていたって、言葉や行動で示さなければ相手には何も伝わらない。

    お決まりのイベントシーケンスで泣くのは、何か違うと自分も思うが、
    今回は泣いたんで自分の負けか。

    こういう話を読んだ時は、優しくなりたいと思う。
    1095  学名ナナシ  :2007年10月06日 08:34  ID:KbbSq9s70
    小学生ぐらいならともかく
    いい大人がこの程度の話で感動って今までどんだけ貧しい人生歩んできたんだよ。

    1093の言うように「泣くところまでパッケージされた安っぽい娯楽」
    なんだろうなぁ。
    端的にいえばオナニーみたいなもんだよ。

    さぁ今日もおかず探しにネット徘徊するか。
    1096  学名ナナシ  :2007年10月06日 12:14  ID:BpBr1K.Q0
    感動してる人に対して
    「自分はこんな安っぽい話で感動なんかしない」って
    強がって上から目線で話したがる人多いよね。
    俺は素直に感動したし泣いたよ。

    創作だのうそ臭いだの言ってるやつは
    ディズニーランドに行って「ミッキーの中の人は大変だ」
    とか空気読まずに冷めること言うんだろうな。
    大人になってからも厨二病をひきずって
    「自分は周りのヤツらとは違うんだ」とか思っちゃてると
    かなりカッコ悪いし、周囲から嫌われるよ。
    まあそういうヒねたやつは大抵ヒキニートだろうから
    そんな心配いらないんだろうけどさ。
    1097  学名ナナシ  :2007年10月06日 17:04  ID:gXQWk3BG0
    安く買ったものは早く壊れるよ。
    甘いものばっかり食べてると、淡い味がわからなくなるよ。
    本当においしいものは、ちょっと苦かったりしょっぱかったり、
    じっと味あわないとわからない味だったりするよ。
    1098  学名ナナシ  :2007年10月06日 21:00  ID:GXArm.E20
    自分を美談の主人公に据える根性がきもいです><
    仮にこれが創作じゃなかったとしても、やっぱりきもい
    むしろそっちの方がきもい
    普通に自分の体験書いただけじゃ絶対こんな文章にならんからな
    1099  学名ナナシ  :2007年10月06日 22:17  ID:qnWp.H7d0
    いい話だな、うん
    素直に感動した
    できるうちに親孝行しないとな

    >>1098
    きもい3行連続で使うなよ
    語彙力のなさにワロタw
    1100  学名ナナシ  :2007年10月06日 22:58  ID:wVzcAs680
    おまいら母の日と誕生日にはプレゼントしろよ。
    花でもなんでもいいからさ。
    すっげー喜ばれるぞ。
    1101  学名ナナシ  :2007年10月07日 00:20  ID:GeGvMj0l0
    あのさ、なんで創作?とか、こんな覚えてられる?とかさ

    ・・・こんな米するKYはとっとと失せろ
    1102  学名ナナシ  :2007年10月07日 08:12  ID:omTc6QJR0
    あとで新聞から来ましたが、2chではじめて泣きました。
    ありがとう。がんばります。
    1103  学名ナナシ  :2007年10月07日 14:40  ID:rpMSV9b40
    >1 には幸せになってもらいたいね…

    米欄で水を差したり、素直に感動出来ない人は可哀想やね。
    1104  学名ナナシ  :2007年10月10日 05:20  ID:CQ0wcBUR0
    事故でリハビリとか1000万ぐらい取れるだろ
    当たってヒビ入っただけで100万慰謝料とってた友達いたけどな
    1105  学名ナナシ  :2007年10月10日 10:45  ID:0Zrdg5Px0
    感動できる人とそうでない人の違いは
    純粋に物語だけを見ていられるかどうかだろうな
    感動できない人は、ひねてるわけではなくて
    ひとつひとつの文に対して作者がどんな意図を込めているか
    考えてしまっているから不快に感じる
    1106  学名ナナシ  :2008年02月16日 10:48  ID:GspA5faC0
    オール5の>>1あってこその感動をさそう文章だと思う。
    もし、>>1が勉強がんばらなかったらここまできれいな文章は書けなっかっただろう・・。
    1107  学名ナナシ  :2008年12月20日 16:04  ID:C3qDMUHl0
    自分と違う感想の持ち主に対して、罵倒しかできないひとが
    「感動した」「泣けた」と言ってるのを見るとちょっとおそろしい。

    自分の気持ちを押し付けたらいかんよ。

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